効果的なストレッチのタイミング
トレーニング効果や怪我の予防には、タイミングごとで行うストレッチ種目が異なり、トレーニング前後にただ単に行えばいいというわけではありません。
今回は筋トレの効果を高めるための、タイミングごとに行うべきストレッチを解説いたします。
トレーニング前に行うストレッチ
静的ストレッチ
トレーニング前に準備運動のような、座って10秒20秒伸ばすストレッチを長時間行うと筋力を低下させる可能性があります。
それは筋肉の性質によるのですが、筋肉が力を発揮するためには筋肉の収縮速度が早い方がパワーが出やすいのです。
ですが筋肉をトレーニング前に伸ばしすぎると、筋肉が伸びた状態が普通と筋肉が勘違いしてしまい、筋肉の収縮速度に遅れが出てきます。
このことにより力の発揮が弱くなりトレーニング前に性的ストレッチを行いすぎると筋力を低下させると言われています。
ですがこれは動作を行える方に対してですが、膝や腰など筋肉が固いことによって痛みがある方の場合はしっかりとストレッチをして、スポーツ動作を行えるように筋肉を緩めてからトレーニングを行った方が効果的といえます。
ダイナミックストレッチ
ダイナミックストレッチとはラジオ体操やサッカーのブラジル体操などの動きです。
リズム等に合わせて関節を動かしながら可動域を広げ筋肉を伸ばし体を温め心拍数もあげれるストレッチのことです。
例えばベンチプレスが100キロ上がる方の場合メインセットで行う前に20キロのバーベルだけで入念にウォーミングアップをすると言うこともダイナミックストレッチと同じような効果もあります。
トレーニング後に行うストレッチ
トレーニング後には静的ストレッチがオススメです。
理由はトレーニングによって傷ついた筋繊維をゆっくり伸ばすことで筋肉が短くなることを防ぐことができるためですまた筋肉を伸ばすことで血行が良くなり体の末端まで栄養を運ぶことが可能になります。そしてトレーニング をすると筋肉が硬くなりやすいので硬くならないためにもダイナミックストレッチよりも静的ストレットを行いましょう。
朝のストレッチ
朝起きたときにストレッチをして目覚めを良くする方も結構いらっしゃると思いますが、朝起きてすぐというのは体温が少し下がっており筋肉も固い状態です。
ですので少し体温が上がってきたところでストレッチを軽く行いますと、より効果的に筋肉が伸ばされます。
半身浴で体を温める
トレーニング中汗をかいている状態では水が足りなくなります。
水が足りなくなると老廃物の排出がうまくできないため、しっかりと水分補給を行いましょう。
半身浴を行う前もしっかりと水分補給をしてから行いますと、汗もしっかりかけますので疲労物質をうまく流すことができ疲労回復効果も高まります。
まとめ
トレーニング前は動的ストレッチを行いパフォーマンス向上と怪我の予防に役立ちます。
トレーニング後では静的ストレッチを行うことで、血行が良くなり、体の末端まで栄養を運ぶことが可能となります。
ストレッチの他に半身浴も効果的ですので皆さんぜひ行ってみましょう。
今回もご覧いただきぜひご参考にしていただければ幸いです。