軽い重量のみの筋トレは意味ない!?
今回は筋肥大に適した重量について解説致します。
トレーニングの重量
トレーニング初期の段階ですといきなり重い重量で正しいフォームでこなすことは非常に難しいですよね。
そのため軽い重量で行った方が筋肥大、正しいフォーム習得に対しては効果的です。
そして継続することによってさらに筋力もアップすることが分かっています。
ですが軽い重量のみでのトレーニングすることはオススメしません。
筋肉が発達するためには物理的なストレス、筋繊維を破壊するストレスが必要になります。
そして筋繊維を破壊するためには軽い重量よりも高重量での刺激の方がより有効になると考えています。
物理的、化学的ストレス
軽い重量でのトレーニングは、化学的なストレスを与えることができるため筋肉が発達します。
ですが、化学的ストレスのみだと身体、筋肉がその刺激に慣れてしまいます。
そのため物理的な高重量でのトレーニング刺激の2つを組み合わせて別々の刺激を与えていかないと、継続的な発達は期待できません。
そして高重量を扱うことによって神経系が発達します。
神経系の発達は筋肉の発達に関係してくるのですが、有酸素運動で筋肉が肥大しないのは遅筋繊維が優先的に働くからです。
そのため軽い重量での効かせるトレーニングのみの場合は最初のうちは発達しますが、ある程度まで行くと成長が止まります。
刺激を与える重量の変え方
高重量でのトレーニングは筋肉のみならず、関節にも負担がかかってきます。
ですので高重量のトレーニングを行う場合3回に1回ほど行うことをオススメします。
参考例ですと、低重量→低重量→高重量や低重量→中重量→高重量というように組み合わせて様々な刺激をトレーニングごとで変えることで、筋肉にとって新しい刺激となります。
まとめ
毎回同じ軽い重量のトレーニングですとそのストレスが身体に慣れてしまい、ストレスへの適応反応が起こらなくなります。
そのため筋肉に常に新しい刺激を与えたいため毎回のトレーニングメニューを考えて重量設定を行いましょう!
低重量の方がいい高重量の方がいいと言うわけではなく、両方のトレーニング方法を組み合わせる必要があります。
今回もご覧いただきぜひご参考にしていただければ幸いです。